【本革ソファーの補修クリーム】しぼ革の可否と色合わせや破れの直し方

【本革ソファーの補修クリーム】しぼ革の可否と色合わせや破れの直し方

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本革ソファーの補修クリームで隠せる傷と隠せない傷を、商品ページの注意書きと使った人の声で整理しました。

座面の傷みを前に、こんなことで手が止まっていませんか?

  • 座面や肘掛けの色がはげて、白っぽく見えてきた
  • 自分で塗って、かえって境目が目立ったらどうしよう
  • ひび割れや破れまで、クリームで直せるのか分からない

お気に入りのソファーほど、塗って失敗するのが怖いですよね。

迷いの正体は、色はげもひび割れも破れも、同じ1本のクリームで直そうと考えてしまうことです。

本革ソファーの補修クリームについて調べた結果、要点は次のとおりでした。

  • 色はげと擦れはカラー補修クリームで隠せる
  • しぼ革には使えないと明記した商品がある
  • 破れと深い傷は、シートや充填材の出番

ここからは、傷の見分け方と補修クリームの選び方、失敗しない塗り方をもう少し詳しくご紹介しますね。

まずはソファーの傷を指でなぞって、色だけの傷か、溝や穴があるかを確かめてみてください^^

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目次

本革ソファーの傷は補修クリームで隠せる?

色はげと擦れは隠せる、溝と穴は残る

色はげと擦れは補修クリームで隠せますが、ひび割れの溝と破れの穴は残ります。

補修クリームが足すのは色で、革そのものを元に戻すわけではありません。

そのため、傷の種類によって仕上がりが大きく変わります。

色はげなら補修クリームで隠せる

座面の中央や肘掛けの先だけ色が抜けた状態は、補修クリームがいちばん得意な傷です。

サフィールのカラー補修クリームの商品ページには、色がはげた所や擦れた所を自然な仕上がりでカバーすると書かれています。

購入から13年以上たった本革ソファーに塗った人のブログでも、色はげはほとんど分からなくなったと記録されていました。

楽天のレビューでも、色がはげた黒いソファーが遠目なら見事に黒々とよみがえったという声があります。

色が抜けただけの傷なら、僕なら買い替えより先にこのクリームを試します。表面に溝が無いぶん、色を足すだけで見た目の差が埋まるからです。

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擦れや小キズも色を足せば目立たない

座ったり立ったりするたびにこすれる擦れや、ペットの爪による引っかき傷も補修クリームの守備範囲です。

擦れを埋めるために塗った人は、遠目には擦れが分からないほどの出来栄えになったと書いています。

猫がソファーの上を飛び回ってできた引っかき傷に使ったという声もありました。

ただし、どちらも「新品に戻った」ではなく「目立たなくなった」という受け止めです。

ひび割れは色が戻っても溝は残る

ひび割れに塗ると、割れ目の白っぽさは消えても、溝そのものは埋まりません。

ひび割れたソファーにローションと補修クリームを使った人のレビューにも、ひび割れは治らなかったとはっきり書かれていました。

細かいひび割れに指で塗り込んだ人は、キズは隠せたものの、乾くと木工ボンドのような厚みが出て革の質感が隠れたと振り返っています。

ひび割れの目標は「元どおり」ではなく「色の差を消して遠目に目立たなくする」と置くと、仕上がりにがっかりしにくくなります。

破れは塗っても穴がふさがらない

表皮が裂けた破れや、中のウレタンが見える穴は、クリームを重ねてもふさがりません。

商品ページの説明は着色用・キズ補修用で、裂け目をつなぐ使い方には触れていないためです。

破れや剥がれの直し方は、記事の最後の見出しで傷の種類ごとにまとめています。

しぼ革のソファーには塗れない補修クリームも

買う前に革の表面を指でなでて確かめる

凹凸のある革には使えないと明記した補修クリームがあるので、買う前に革の表面を確かめてください。

上位に並ぶ通販ページや体験談では、この注意書きまで触れているものは見当たりませんでした。

しぼ革や型押し革は対象外

サフィールのカラー補修クリームは、スムース革製品の着色用・キズ補修用クリームです。

商品ページには、使えない革として次の4つが挙げられています。

  • しぼ革・型押し革など表面に凹凸のある革
  • スエードなどの起毛革
  • エナメルなどの光沢革
  • 爬虫類革

お使いのソファーがしぼ革かどうかで、この1本が使えるかどうかが決まります。

座面を指の腹でなでて、つるりとしたスムース革か、細かい凹凸があるかを先に見ておくと安心です。

凹凸のある革だった場合は、色を足すより、家具用のクリームで乾燥を防いで傷みを遅らせるほうに回すのが手堅い選択です。

コロンブスの家具用レザークリームは、ソファなど革製家具の保護とツヤ出しのための泡状クリームで、使えない素材にはスエード革や起毛素材が挙げられています。

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合皮との見分けは品質表示で

そもそも本革か合皮かがあいまいなら、ソファーの品質表示を見るのが確実です。

消費者庁の家庭用品品質表示法の決まりでは、椅子の表示すべき事項に張り材があります。

天然の革なら「皮革」の後ろに革の名前が括弧書きで付き、合成皮革なら「合成皮革」と書かれます。

表示のラベルは座面の裏や底面に付いていることが多いので、ソファーを少し傾けてのぞいてみてください。

カラー補修クリームと保護クリームの違い

色を足すか、潤いを足すかで選ぶ

色を足すのがカラー補修クリーム、潤いを足すのが保護クリームと手入れ用のローションです。

どれも「クリーム」と呼ばれるので、同じ棚の商品として比べてしまいがちです。

種類色役割
カラー補修クリーム色付き色はげ・擦れを隠す
保護クリーム無色保護とツヤ出し
手入れ用ローション無色汚れ落とし・保湿

色はげを隠したいなら色付きのもの、乾燥を防ぎたいなら無色のものを選ぶと、買い間違いがなくなります。

カラー補修クリームは色を足す道具

カラー補修クリームは、抜けた色の上から色の膜を重ねて、傷を見えにくくするものです。

サフィールの商品ページには、色落ち・色移りしないのでソファ等にも使えると書かれています。

実際に、座っても全く色移りしないというレビューや、色移りはなさそうという声が寄せられていました。

保護クリームは乾燥から守る道具

保護クリームは無色で、革の表面に潤いとツヤを与えるためのものです。

コロンブスの家具用レザークリームには、カルナバワックスと天然保湿因子が配合されています。

泡で出てくるので、ソファーのような広い面にも塗り広げやすい作りです。

ただし皮革によっては色落ちや色ムラが出る場合があるとされ、目立たない場所でのテストが求められています。

手入れクリームで色は戻らない

手入れ用として売られているローションやクリームは無色なので、塗っても色はげは隠れません。

サフィールのユニバーサルレザーローションは、汚れ落とし・保湿・ツヤだしを1本で行うローションです。

ビーズワックスとホホバオイルが配合され、ソファにも使えると書かれています。

ザラザラした手ざわりを整えたい人には向きますが、色の抜けた部分はカラー補修クリームとの組み合わせが前提になります。

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本革ソファーに使う補修クリームの比較

ソファの記載があるのはサフィール

ソファに使えると明記しているのはサフィール、深い傷を埋める道具までそろうのはコロンブスです。

同じ観点で並べると、次のようになりました(価格は記事を書いた時点で楽天に出ていた表示です)。

商品容量向く傷ソファの記載
サフィール25ml色はげ・擦れあり
アドカラー20g浅い傷なし
アドベース25g深い傷の充填なし

ソファーへの使用を前提に選ぶなら、商品ページでソファに触れているサフィールが第一候補になります。

サフィールは48色から選べる

サフィールのカラー補修クリームはフランス製で、1本25mlのチューブに入っています。

色は全48色あり、絵の具のように色を混ぜ合わせたり、重ね塗りしたりできます。

ブラックやダークブラウンのほか、ボアブラウン・カーキー・ダークグリーンといった色名も並んでいます。

楽天の公式ショップでは881件のレビューが付いていて、そのうちソファに使った声を15件読みました。

気になる点として、靴に使った人から、甘ったるいガムのような匂いがキツく、ソファや鞄なら耐えられないだろうという声がありました。

ソファーは塗る面が広くなりやすいので、窓を開けて作業すると安心です。

アドカラーは浅い傷向けの補修クリーム

コロンブスのアドカラーは、浅い傷の補修用クリームとして売られている1本20gのチューブです。

色同士を混ぜて使え、水を少量加えると混ぜやすくなると説明されています。

ただ、今回読んだ商品ページは靴の補修を例にしていて、ソファへの使用には触れていませんでした。

ソファーに使うなら、座面の裏など見えない所で色の乗り方を確かめてから広げるのが無難です。

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送料込みで比べた1本の値段

楽天で見た表示では、サフィールの公式ショップが1,898円で送料無料でした。

アドカラーは本体が440円で、そのショップでは送料250円が別にかかります。

送料を足してもアドカラーのほうが安く済みますが、2色を混ぜる前提なら2本ぶんの値段で比べるのが実際の支払いに近くなります。

値段は時期やショップで動くので、箱の中で最新の表示を確かめてください。

色合わせは2色を混ぜて近づける

1色で合わなければ近い2色を混ぜる

1色で合わなければ、近い2色を混ぜてソファーの色に寄せるのが失敗しにくい方法です。

境目が目立つかどうかは、ほとんど色合わせで決まります。

近い2色を混ぜて色合わせ

ソファーに使った人のレビューには、2色を混ぜて合わせたという声が複数ありました。

ある人は、ソファーの色は一色では同じ色が無かったので、2色を購入して調合したと書いています。

別の人は、単色では微妙な色の違いがあったものの、2色を混ぜたことで擦れていない部分との境目も色の差があまり出なかったそうです。

黒いソファーでも油断はできません。真っ黒ではないソファーにブラックを塗った人は、塗った部分と元の色の境目が分かる仕上がりになっていました。

試し塗りで色の差を確かめる

混ぜた色は、いきなり座面に塗らず、背面の下や座面の裏で一度試します。

サフィールの商品ページによると、色が違ったときは塗った直後であればレノマットリムーバーで落として塗り直せます。

乾いてからでは落としにくくなるので、試し塗りのときはリムーバーを手元に置いておくと気持ちに余裕が出ますよ。

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大きいソファーは本数を見込む

サフィールは1本25mlなので、色はげが広いソファーだと1本では足りないことがあります。

大型ソファは2、3本必要だったというレビューもあり、量が少ないのでお得用サイズがほしいという声もありました。

座面いっぱいに色はげが広がっているなら、最初から2本目の色まで考えておくと作業が途中で止まりません。

はみ出しと厚みを出さない塗り方

傷の中だけに薄く重ねる

傷の中だけに、薄くのばした色を何度かに分けて重ねるのがコツです。

指で一気に塗りたくなりますが、指で塗り込んだ人の声には、はみ出しと厚みの失敗が書かれていました。

綿棒や筆で傷の中だけに塗る

細かいひび割れに指で塗り込んだ人は、キズが細かいためキズ以外のところまで染まったと書いています。

本人も、綿棒などで細かく塗ればよかったと振り返っていました。

うまくいった人は、筆で塗ってすぐに布で拭き取ることを2~3度くり返し、擦れの境目を目立たなくしています。

傷の範囲が小さいほど、指より綿棒や細い筆のほうが色を置く場所を選べます。

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水で薄めて重ね塗りする

サフィールの商品ページでは、クリームと水を1:1で混ぜると、ツヤのない自然な風合いに仕上がると案内されています。

色付きが悪いときは、乾かしてから重ね塗りするようにとも書かれていました。

一度に厚く塗ると、乾いたあとに盛り上がって革の質感が隠れてしまいます。

薄く塗って乾かす、を何回かくり返すほうが、結局は早く自然な見た目にたどり着けます。

ツヤのある革はローションで割る

表面にツヤのあるソファーは、水の代わりにユニバーサルレザーローションで割るのがメーカーのおすすめです。

こちらもクリームとローションを1:1で混ぜるのが目安とされています。

ローションの割合が多いと乾きが遅くなり、色移りの原因になる場合があるので、割合は守ってください。

経年劣化で毛羽立ったようになった革ソファに、ローションに混ぜながら塗っていい仕上がりになったという声もありました。

補修したあとの手入れ

無色のローションで次の傷みを遅らせる

補修のあとは無色のローションで潤いを足し、次の傷みを遅らせます。

色を足した部分も、まわりの革も、乾燥すれば同じように傷んでいきます。

ローションは補修クリームと併せて使える

ユニバーサルレザーローションは無色なので、どんな色の革にも使えると書かれています。

商品ページでも、カラー補修クリームと併せての使用に向くと案内されていました。

ひび割れたソファーにローションとカラー補修クリームを使った人のブログでは、ローションで全体を保湿してから色はげに補修クリームを重ねる順番でした。

ソファーに使う場合は必要量が多くなることが気になった、というローションのレビューもあるので、面の広さに合わせて量を見込んでおきましょう。

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手入れの頻度は表面の乾きで決める

今回読んだ3つの商品ページには、何か月に1回という手入れの回数は書かれていませんでした。

回数を決め打ちするより、座面を手でなでてカサカサしてきたら手入れする、と合図を決めておくほうが続けやすいはずです。

ローションを塗ったらガサガサだった表面が少し落ち着いた、というレビューもありました。

手入れをしてこなかったことを後悔している人のブログもあるので、補修を機に手入れの習慣をつくると、直した部分も長くきれいに保てます。

傷の種類で決める補修の道具

傷の種類で道具が変わる

色はげはクリーム、破れはシート、深い傷は充填材と、傷の種類で道具を変えます。

破れは補修シートでふさぐ

表皮が裂けたり穴があいたりした所は、カットして貼る補修シートでふさぎます。

楽天で見た合皮の補修シートは11cm×20cmで、577円・送料無料、12色から選ぶ形でした。

シートは合皮なので、本革の座面に貼ると手ざわりは周りと変わります。

座面の真ん中より、肘掛けの側面や背面など目に入りにくい場所の破れに向いた手当てです。

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深い傷はアドベースで埋めてから

えぐれたような深い傷は、色を足す前に溝を埋めておく必要があります。

コロンブスのアドベースは、深い傷を埋めるための補修用クリームで、1本25gの白いクリームです。

説明されている手順は次のとおりです。

  • アドベースを傷に塗って埋める
  • 乾くと沈み込むので、何度か繰り返して塗る
  • 乾燥後にサンドペーパー(♯240→♯400)で平らにする
  • 最後にアドカラーで色を足す

商品ページでは、靴の甲革には使えず、つま先やかかとなど部分的な補修に使うよう書かれています。

ソファーでも、えぐれた一点を埋める使い方にとどめ、紙やすりで削る手間がかかることは覚悟しておきたいところです。

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剥がれが広いならプロの修理へ

表皮が広い範囲でめくれている剥がれは、クリームやシートで手を入れる範囲を超えています。

縫い目のほつれも同じで、糸を縫い直す作業になるため、色を足す補修クリームでは直りません。

購入から日が浅いソファーなら、まず販売店の保証の内容を確かめ、そのうえでソファーの修理を受ける業者に見積もりを頼むのが順番です。

色はげだけなら1色を試してから

ここまでの材料を、傷の種類ごとに決め方へ落とすと次のようになります。

  • スムース革の色はげ・擦れなら、サフィールを近い1色。混色の手間はあきらめる
  • 1色で境目が出たら、2本目の近い色を足して混ぜる。そのぶん支払いは2本分
  • しぼ革なら、色を足さず家具用レザークリームで保護。色はげの見た目はあきらめる
  • 破れなら補修シート、深い傷ならアドベース。手ざわりの違いと削る手間は受け入れる

消耗品はまず少なく買って試すのが、余らせない近道です。

僕なら、まず近い1色を1本だけ買って座面の裏で試し、合わないと分かってから2色目を足します。2色を混ぜた人の声が多い一方で、最初から2色を買うと色が合ったときに1本が余るからです。

本革ソファーの補修クリームのまとめ

色の傷は補修クリーム、溝と穴は別の道具
  • 色はげと擦れは補修クリームで目立たなくできる
  • ひび割れの溝と破れの穴はクリームでは埋まらない
  • しぼ革・型押し革に使えないと明記した商品がある
  • 色合わせは近い2色の混色と試し塗りで詰める
  • 綿棒や筆で、水で薄めた色を薄く重ねる

傷の種類さえ見分けられれば、補修クリームは心強い味方になります。

僕なら、まず座面の表面を指でなでて革の種類を確かめてから1本目を選びます。しぼ革かどうかで、塗れる商品そのものが変わるからです。

傷の種類ごとに道具を選べば、買い替えを考える前に打てる手はまだ残っています。

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